Work

Findcare

医療・介護・福祉の事業所を探すための情報サイトです。本人や家族が、急いで、不安な状態で探す場面を前提に設計しました。国の公表データをもとに、就労支援・障害福祉・発達支援・介護施設・在宅介護・医療機関の分野から探せ、問い合わせや見学の相談まで会員登録なしでできます。

Findcareの画面(パソコン)
Findcareの画面(スマートフォン)
お客様
伎冶メディアネット(伎冶商事)
区分
自社運営
業種・分野
情報サイト(医療・介護・福祉)
担当した範囲
サービス設計/ロゴ/デザイン/開発・公開/運用
時期
2026年9月に作り直して公開

Challenge

何を解こうとしたか

  • 事業所を探す場面は、多くの場合に時間の余裕が無く、本人だけでなく、家族やケアマネジャー・相談支援専門員が探していること。
  • 制度の言葉(サービス種別・要介護度)がそのまま並ぶと、初めての人には読み解けないこと。
  • 公開データの量が多く、絞り込みの設計を誤ると何も見つからないこと。
  • 公表データには写真や空き状況が無く、所在地や定員が分かっても「どんな所か」「いま入れるか」が分からないこと。

Decisions

決めたこと

  1. 01

    緑を基調にして、角を丸める

    医療系で多い青ではなく、落ち着いた深い緑を選び、最初の画面は淡いミントの地にしました。カードやボタンの角を丸め、区切りは線ではなく余白と、ごく薄い影で付けて、画面から受ける圧を下げています。検討リストは黄、広告(PR)は橙と、色で役目を分けました。

  2. 02

    制度の言葉に、普通の言葉を添える

    サービス種別の名称はそのまま残しつつ、何ができる施設なのかを一行で添えました。用語を置き換えてしまうと、窓口で話が通じなくなるためです。漢字に読みを付けた「やさしい日本語」の案内のページも用意しました。

  3. 03

    探す箱を最初の画面の中心に置く

    「就労支援|働きたい方」「介護施設|入居できる施設」のように、分野の名前に誰のための分野かを添えたタブで選び、サービスと都道府県で絞る検索の箱を、最初の画面の見出しと説明のすぐ下に置きました。制度の名前を知らなくても、困りごとの言葉から入れます。駅や事業所の名前からも探せます。

  4. 04

    家と人のイラストで入口をやわらげる

    最初の画面に、家の形の建物と、杖をついた人と付き添う人、車いすの人を描いたイラストを置き、「駅からの距離」「空き状況」「検討リストで比べる」といった、このサイトでできることを添えました。事業所の写真より、探す人自身の場面を思い浮かべやすくするためです。

  5. 05

    空き状況を、事業所がスマホで更新できる形にする

    公表データに無い空き状況は、事業所が自分のページで、サービスごとに(通所のサービスでは曜日ごとにも)スマートフォンの 1 画面で更新でき、確認した日を添えて出します。確認から 30 日を過ぎたものは「未更新」と出し、古い「空きあり」を信じて電話してもらうことを防ぎます。探す人が最も知りたいのは、所在地ではなく「いま入れるかどうか」です。

  6. 06

    口コミと「No.1」を載せず、数は実数で出す

    医療・福祉の分野なので、口コミは一切作らず、比べようのない「No.1」や、実際にいない「監修」も書いていません。掲載の件数は、データベースの実数と、どの時点の公表データかを最初の画面に出しています。有料の掲載で前に出る事業所には橙の「PR」の札を付けて分け、医療機関は広告の決まりに沿って、有料でも前に出さない形にしました。

Colors & Type

色と書体

  • 深緑 #0A7657 ロゴ・ボタン・リンク・見出しの前の線
  • 濃緑 #05422F 最初の画面の大きな見出し
  • ミント #E3F5EC 最初の画面の地・アイコンの丸
  • 黄 #F2A900 検討リスト・「無料で掲載する」ボタン
  • 霞 #F4F6F5 背景
  • 墨青 #1B2730 本文
端末のゴシック体
見出し・本文とも。書体は読み込まず、ヒラギノ角ゴ・Noto Sans JP・游ゴシックなど端末にあるゴシックで表示します。本文は 16px で行間を広めに取り、画面の上の「文字を大きく」で全体を大きくできます

Build

どう作ったか

  • Astro + Cloudflare Pages。事業所のデータは Cloudflare D1 に持ち、国の公表データ(障害福祉・介護・医療)と、都道府県が出す高齢者の住まいの一覧から取り込んでいます。決まった間隔で出典に新しい版が出ていないかを見て、出ていれば変わった行だけを書き換え、公表から外れた事業所は一覧から外します。
  • 事業所ごとのページと、市区町村ごとの一覧ページは、見に来たときにデータベースから組み立てます。ログインしていない人に出すページはエッジに保存し、事業所や運営が内容を書き換えたときと、データを取り込んだときに、全ページを一斉に新しくします。
  • 地域ごとの読み物(地域ガイド)は、事業所の数の集計と公的資料だけを根拠にしています。市区町村の分は集計から決まった型で作り、公表データが新しくなると数え直して作り直します。
  • 事業者向けの管理画面(掲載内容・空き状況の更新、問い合わせの受け取り)を同じサイトの中に持たせました。事業所の方は BORDERCROSS ID で無料で登録でき、届いた問い合わせは暗号化して保存します。

この事例と同じ考え方・同じ作り方で、ご依頼いただいた制作にも取り組みます。作るものと毎月のことを選ぶと、その場で概算のお見積りが出ます。

Contact

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事業の内容と、いまお使いのロゴや印刷物の状況を伺い、合うプランと日程をお返事します。ご相談は無料です。